2019年6月議会 一般質問(抜粋) 『高速バスの都城北バス停の整備』について
【質問】
高速バスの便数は数年前と比較しても増加しており,近隣には駐車場が多く整備されています。利用者も増加しているのではと考えられ,より便利になってきているように感じます。しかし,高速バスを利用した方をまっている車が路肩に駐停車し,通行量の多い時間帯は,通りにくいものとなっています。また,子どもの通学路にもなっており,安全対策をしてほしい声があります。
質問します。市はこのような交通状況をどのように考えているのでしょうか?
【答弁】
市道高木・広瀬線につきましては,高速バス利用者の送迎車両が両側に不規則に停車している状況を確認しております。都城警察署に確認しましたところ,連休等において,車両の路上停車が多くなり,地元からの苦情もあると聞いております。駐停車禁止等の規制につきましては,宮崎県公安委員会が所管するところでございます。本市に対して市民から駐停車禁止等に関する要望がありましたら,交通安全の担当課であります総務課で現地を確認いたします。そして,市内の各種団体や企業で構成し,市長が会長を務める都城市交通安全都市推進協議会で進達文書を作成し,宮崎県公安委員会が管理する事務を行う都城警察署に送付しております。
【提言】
停車禁止にすると,多くの市民にとって不便になるとの意見もありますが,地元住民の犠牲の上になりたってはいけないと考えます。これは,多くの施策等に関しても言えることです。しっかりと安全対策を行うよう提言します。
【質問】
近隣に駐車場が増加しているところをみると高速バスの利用者は増加しているように感じます。しかし,近隣には公共のトイレがないため,近隣の家のトイレを借りたり,石碑付近で用を足す方がおられるようです。しかも大きい方をされているところを見かけた人もいます。トイレの整備についてどのように考えておられるでしょうか?
【答弁】
都城北高速バス乗り場は,上り・下り共に1日に69便の発着があり,都城駅と並んで,本市の玄関口の一つとなっております。平成23年当時に,トイレ整備の検討を行ったことがありますが,場所の確保や維持管理の問題があり,実現には至っておりません。しかし,近年は,新幹線と連動したバスの運行や周辺駐車場の整備による利用者の増加,さらには訪日外国人観光客の増加など,利用状況に変化もあるため,改めてトイレ整備に関しての検討を進めてまいります。
【質問】
上り下り共に1日69便の発着とのことですので,1日138便のバスが停車する状況だと理解しました。高速バスを利用して,迎えの車や路線バスを待つ方は,屋根のある場所がないため,この季節は雨に濡れながら待っている光景をよく見かけます。このような状況ですので,雨に濡れないようにと早くから待っておられる車もあり,余計に渋滞していることがあります。
質問します。屋根のある待合所の設置についてどのように考えていますか?
【答弁】
屋根付きの待合所につきましても,利用環境の充実につながりますので,トイレの整備と合わせて検討を進めてまいります。
【提言】
待合所やトイレに整備に期待したいと考えます。