2018年4月
視察先・テーマ
平成30年4月26日(木) 都城市(早水町,山之口町,高城町,大岩田町,山田町)
会派進政会の新人議員加入により管内の特色ある整備事業や施設等の視察研修
研修内容
今回の改選に伴い会派構成も大きく変わった為、管内施設の事業状況及び進捗状況を確認し、それぞれの課題を会派内で共有し今後の政務活動に役立てること。
①早水アリーナ・弓道場 (市職員説明・スポーツ振興課長他)
②山之口正近処分場 (シルバー人材説明・当日当番者)
③山之口運動公園・周辺市営住宅 (現地視察)
④街区三股線道路改良 (現地視察)
⑤高城穂満坊工業団地 (現地視察)
⑥桜木工業団地予定地 (現地視察)
⑦大岩田最終処分場跡地 (市職員説明・環境施設課長他)
⑧都城クリーンセンター (市職員説明・担当者)
研修の感想
初めての視察研修で,現地を見て話を聞きことの大切さをあらためて感じた。しかし,研修や視察の結果がすぐにでることは難しいが,議員として説明責任を果たせるように少しでも多くのものを得なければならないと思った。
研修の成果及び市政への反映
成果及び市政への反映としては,都城管内の施設を訪れ,直接現地を見て担当者等から説明を受けることで,より現状を理解することができた。そして,今後もこれらの施設に関する予算審議が行われることになるが,より深く判断できるようになったのではないかと考える。また,以下の点について政策などへ提言ができるのではないかと考える。
①早水アリーナについて
綾町のてるはドームがバレーボールコートを8面とることが可能であるが,早水アリーナでも,メインアリーナ,サブアリーナ,武道場,多目的室の施設を使用してバレーボールコートを8面とることが可能となり,宮崎県内では最大規模となる。そのため合同合宿や大会の誘致などでスポーツの活性化及び地域の活性化を図ることができる。市では合宿等の宿泊補助事業なども行っており期待できる。さらに,弓道,空手,レスリングなどの大会などの会場としても期待でき,さらなるスポーツの活性化政策を期待したい。
また,防災拠点都市としての機能も備えるため,都城志布志道路との関連もあり,利活用の在り方を検討していきたい。
②山之口運動公園について
宮崎国体に向けて,山之口運動公園には,県の陸上競技場が建設される予定であり,活性化に期待できるところである。しかし,宿泊の問題や国体終了後の施設活用など多くの課題が今後でてくることが予想できる。これらの課題に向けて政策提言を行っていきたい。
③高城穂満坊工業団地・桜木工業団地予定地について
工業団地整備事業は今年度の予算審議の中でも産業経済委員会の中で議論した経緯がある。課題として予定の雇用人数より現在の雇用人数が少ないことによる見込みの甘さがある。また,都城市の現在の求人倍率が2倍を超えており必要性についても課題として挙がった。しかし,私は雇用の場を作る目的として,この事業は未来に向けて必要と考えるため,課題として挙がった内容をしっかりと見極めていきたい。
④大岩田最終処分場跡地について
多目的広場では,totoの補助を受け,サッカー場が2面つくれる芝生が整備される。都城には人工芝の施設がなく近隣の市町村の施設も利用して大会を開催している現状がある。また,上質な芝生のグラウンドにするためには,高度な管理が必要であり,近隣公民館に管理を委託することを考えると芝生の状態に課題がでてくることが予想される。そのため人工芝の方が高い費用対効果を得られるのではないかと考えるが,totoの補助を利用するということで変更不可能との説明であった。今後の管理運用状況をしっかりとチェックしていきたい。
⑤都城クリーンセンター
3月の定例会の一般質問で高齢者等に対するゴミのふれあい収集について質問を行ったが,ゴミ処理に関する問題は数多くあり,今後も一般質問等で改善に向けて提言等を行っていきたい。
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