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執筆者の写真いっとく

討論:「スケートボードパーク建設を求める請願書」について

2022年6月議会


ただいま議案となっております。

請願4 第2号 

 「スケートボードパーク建設を求める請願書」について

賛成の立場から討論いたします。


スケートボードパーク建設に関して、約2年前に市民からスポーツ協会へ相談があり、建設に関しては行政を紹介したようです。令和3年7月29日に陳情書が道路公園課へ出されています。その後、8月3日に教育委員会の回答書で、競技人口の把握と組織づくりをお願いされており、当時の現状としては川の駅の利用を促しています。12月議会において、市民の声として利用者約1000人分の署名をつけて請願を出され、そして、今回の6月議会では、組織を作り再度、請願を出されております。教育委員会の回答書にあった競技人口の把握と組織づくりをされて請願を出されたことになると考えます。


不採択理由として

スポーツ協会に加入していないことが挙げられましたが、スポーツ協会に話を伺ったところ、スポーツ協会は、協会の加入によってそのスポーツ支援の可否を決めたりしないとのことでした。確かに、加入の有無によって、公金の支援の有無あるとのことでしたが、県民スポーツ大会の参加に際しては、スポーツ協会の加入に関係なく都城の代表として支援しているとのことです。また、都城スポーツ賞に関しても表彰しており、例えば、ウェイトリフティングなど本市のスポーツ協会に加入していない団体競技者に対してもスポーツ協会が推薦者となり、スポーツ振興を図っているとのことです。では、このスポーツ協会加入条件は、教育委員会の回答の中にもなく、スポーツ協会の声でもありません。市民のだれの声なのでしょうか。


また、スケートボードについては、市内の公園では、スケートボード禁止なども多く、川の駅の利用を促しております。そのため一般公園では、スケートボード利用者に対する危険性や騒音で苦情もあると伺っておりますが、苦情が多くあるのであれば、それだけスケートボードパークにニーズがあるのではないかと考えます。

そこで、川の駅の現場へ行って、管理者の方に話を伺ってきました。休日は、親子など多くの人でにぎわっており、スケートボード場は、スケートボードだけでなく、キックボードやローラースケート、一輪車など様々な利用者がいるようです。その中で、スケートボード競技者は、子どもたちが遊び終わるのを座って待ち、終わってから練習をしているようです。施設は傷んでいるため、安心して練習できる環境があればという声があったとのことです。


本市の課題を整理しますと、

・スケートボードを安心してできる場所がないこと

・スポーツ競技として考えた場合に競技場としての施設がないこと

であると考えます。



このことは、請願書の理由にも書かれております。


課題を解決するためには、団体を設立し、スポーツ協会に加入することではないと考えますが、いかがでしょうか。



現段階で委員会が判断されたように組織を重視することは、理解でき、尊重したいところです。しかし、教育委員会の回答書にもスポーツ協会加入については、言及されておらず、スポーツ協会は団体加入の有無にかかわらず支援されております。議会としても協会加入の有無にかかわらず、本市の課題解決につながるのかどうか、本市にとって有益なのかどうかで判断すべきではないでしょうか。


組織が未熟だからこそ議会の力が必要です。

今回は若者スポーツのスケートボードでしたが、障がい者スポーツのスポッチャや高齢者スポーツのスカットボールなども含めてスポーツを推進する立場としては、スポーツランド都城の推進にもつながると考えています。


また、予算案件での産業経済委員会の委員長報告では体育施設の充実を意見要望としても出されております。


以上のことから本市の課題解決のため、スケートボードパーク建設に賛成します。

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