2020年3月議会
ただいま議題となりました十四議案のうち、総務委員会が去る二月二十五日、審査の付託を受けた議案第一号「令和元年度都城市一般会計補正予算(第七号)」について、同日、委員会を開催し、審査を行いました。その経過及び結果を報告いたします。
以下、歳出予算の主なものについて申し上げます。
議会事務局においては、決算見込みに基づき、議会運営費が減額されております。
総合政策部においては、減債基金への積立金、公共施設整備等基金への積立金及び地方債元金償還金を増額する一方、決算見込みに基づき、企画総務費、移住・定住推進事業費、都城運動公園整備事業費、山之口運動公園整備事業費及び地方債利子等が減額されております。
総務部においては、退職手当の負担割合決定に伴い、上水道事業負担金、公共下水道事業負担金等を増額する一方、決算見込みに基づき、職員管理事務費、職員健康管理等経費、防災基盤整備事業費及び消防団施設更新事業費等が減額されております。
これに対し、委員から質疑があり、防災基盤整備事業費の内容については、執行部より、今年度予定していた防火水槽四基の内一基が地質調査の結果、設置ができないと診断されたため、工事請負費等を減額するものと答弁がありました。
また、消防団施設更新事業費の内容については、消防団詰所新築予定地としていた箇所の地盤が軟弱で、他の予定地確保ができないため、用地取得費、不動産鑑定手数料等を今回、減額するものであり、地域防災については、今後、改めて代替の場所について選定していくとの答弁がありました。
山田総合支所においては、山田総合支所複合施設整備事業及び上是位川内・池之原地区簡易水道施設整備事業等が減額されております。
市民生活部においては、個人番号カード交付事業費を増額する一方、決算見込みに基づき、コミュニティ助成活用事業費、総合文化ホール管理運営事業費及び自治公民館建設支援事業費等が減額されております。
これに対し、委員から質疑があり、コミュニティ助成活用事業費の内容については、執行部より、自治宝くじ助成金の一部事業費の不採択により、屋外放送設備費補助金が八自治公民館、公民館新築助成補助金が一自治公民館、コミュニティ活動備品購入補助金が一自治公民館、不採択となり減額となったと答弁がありました。
消防局においては、住宅用火災警報器設置推進事業費及び常備消防施設整備事業費等が減額されております。
第二表「継続費補正」、第三表と第四表の「繰越明許費補正」、第五表から第七表までの「債務負担行為補正」及び第八表と第九表の「地方債補正」につきましては、今回の事業費の補正等にあわせて、それぞれ所要の措置を講じるものであります。
以上の内容について、所管の部局長及び課長に説明を求め、審査いたしました。
採決の結果、議案第一号のうち、総務委員会が付託を受けた部分については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、総務委員長の報告といたします。
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