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執筆者の写真いっとく

総務委員会:視察報告~議会ICT化~

視察先・テーマ  

 令和3年8月5日(木)都城市役所 本庁舎5階 1号委員会室

 茨城県取柄市議会(Web会議サービス「zoom」を使用したオンライン方式による視察)

 「議会ICTの推進について」


視察の内容

(1) 議会ICT化に至るまでの経過

議会のICT化のメリット

 ① 会議(提出予定議案事前説明、感染症対策会議、各員会審査)

 ② 現地視察(委員会審査において、担当者が現地に赴き、オンラインで現地調査)

 ③ 災害対応(タブレットを用いて災害対想定訓練を実施、zoom会議)

 ④ 広聴・広報(zoomによる市民等との意見交換会)


(2) デモテック宣言

  Democracy(民主主義)×Technology(技術)=DemoTech(デモテック)

 ①早稲田大学、②一般社団法人地域経営推進センター、③東京インタープレイ株式会社「SideBooks」、

 ④取手市議会・同事務局の四者による、議会におけるICT導入のパッケージ化


(3) その他のICT活用状況


視察の感想 

 取手市議会はICT化の取組として、第1段に、基本条例を改正し、理念に情報通信技術(ICT)を積極的に活用していくことを追加している。次に、第2段として、オンライン委員会の招集・出席を可能とするように改正し、そして、第3段として、オンライン委員会での採決も可能とするように改正している。都城市議会・総務委員会では、これまでペーパーレス化を目的として、タブレット導入に向けて、調査研修を行ってきた。取手市議会とは、導入の順序が違うが、本市議会においてもオンライン委員会等が開催可能となることを引き続き目指したいと思った。


視察の成果及び市政への反映等 

 都城市議会では、令和4年度よりタブレットを導入できるよう準備を重ねてきており、本市の第1段としては、タブレット導入によるペーパーレス化で、経費削減と職員の負担軽減、委員会審査等の改革となる。第2段としては、取手市議会のように、オンラインでの活用を行っていきたい。今回の視察により、令和4年度以降の取組の方向性が見えたのではないかと考える。オンラインを活用するためにも、執行部側との合意形成をしっかりと行う必要もある。また、議会ICT化が目的で終わるのでなく、ICT化によってどのように市民や市政に反映させることができるのかを十分に議論し、市民に理解してもらうことも重要である。そのためにも一人一人の議員が常に自己啓発することが望まれる。

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