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執筆者の写真いっとく

総務委員長報告:令和三年度都城市一般会計補正予算(第二号)

2021年6月議会


ただいま議題となりました二議案のうち、議案第七二号「令和三年度都城市一般会計補正予算(第二号)」において、総務委員会が審査の付託を受けた部分につきまして、審査を行いました経過と結果を報告いたします。

 まず、歳入補正予算につきまして申し上げます。

 総合政策部の審査においては、高崎地区で実施する中山間地域対策モデル事業の財源として、県支出金である「未来へ駆ける市町村地域づくり総合支援事業補助金」を計上するとともに、地域活性化事業の財源となる地域振興基金の繰入金やプレミアム付商品券(第二弾)の販売収入による諸収入及び財政調整基金繰入金を計上するものである、との説明がありました。

 また、消防局の審査においては、消防施設等整備基金への繰入金を計上するものである、との説明がありました。

 次に、歳出補正予算の主なものについて申し上げます。

 総合政策部の審査においては、デジタル化推進事業について、「誰一人取り残さない、人にやさしいデジタル化」を推進するため、市内各地でデジタル技術活用支援を実践する地域おこし協力隊を雇用するための経費を計上するものである、との説明がありました。

 これに対し委員より、雇用人数と具体的な業務内容について質疑があり、執行部からは、雇用人数は一人を考えており、業務内容としては、市内各地の公民館や施設に直接出向き、デジタル機器の活用に関する相談会等を実施する予定である、との答弁がありました。

 市民生活部の審査においては、志和池地区の地域活性化事業に要する経費として、幼稚園、保育所、小・中学校を対象としたボランティアによる読み聞かせで使用する図書及び本棚を整備する「絵本読み聞かせ〝志和っ池〟事業」への補助金等を計上するものである、との説明がありました。

 高城総合支所の審査においては、地域活性化事業に要する経費として、月一回の地域子ども食堂でのカレーの提供や店舗に来られない方への配達を行う「高城地域こども食堂事業」への補助金等を計上するとともに、生活交通路線の維持に要する経費として、利便性向上のための運行方法や経路の見直しに伴う経費を増額するものである、との説明がありました。

 これに対し委員より、地域子ども食堂の定員と対象年齢に関して質疑があり、執行部からは、定員は一回当たり三十人が上限となり、対象年齢については十八歳未満になると考えている、との答弁がありました。

 山田総合支所の審査においては、地域活性化事業に要する経費として、秋田県潟上市内と山田地区の児童・生徒による相互交流事業である「石川理紀之助交流事業」への補助金を計上するものである、との説明がありました。

 高崎総合支所の審査においては、地域活性化事業に要する経費として、東霧島神社参拝道路の一部のみとなっている蛍の生息地をさらに拡大させるために、小川を整備し自然環境を保全する「ほたるの里拡大事業」への補助金等を計上するとともに、生活交通路線の維持に要する経費として、地区内で運行する乗合バス及びタクシーについて利便性向上を考慮し、運行方法をデマンド型へ変更するため、高齢者が利用しやすい車両を二台購入するための経費を増額するものである、との説明がありました。

 これに対し委員より、生活交通路線維持に要する経費に関して、運行方法変更後の路線はどうなるのか、との質疑があり、執行部からは、今までは大型バスで四路線、タクシーで二コース運行していたものを一つに統合し、十人乗りのワゴン車二台で運行を行うものである、との答弁がありました。

 消防局の審査においては、前年度の指定寄附に伴い、隊員が高所活動時に使用する墜落制止用器具等の備品購入のため、常備消防事務費を増額するものである、との説明がありました。

 第二表の「地方債補正」につきましては、今回の事業費補正に合わせて、所要の措置を講じるものであるとの説明がありました。

 以上が審査の経過であります。

 採決の結果、議案第七二号のうち総務委員会が付託を受けた部分につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 これをもちまして、総務委員長の報告といたします。



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