2022年3月議会
「国有林出埋設管理されている「2・4・5-T剤」系除草剤の安全な掘削・撤去を求める意見書について」
反対の立場から討論いたします。
まず、国の林野庁は4ヶ所を抽出し、モデルケースとして、調査を行い、撤去の可否を判断する方向ですでに動き出しております。
そして、県は国に対して適切な情報提供を求めるとともに、動向を注視していくようです。
都城市に埋設されている除草剤の状況ですが、埋設場所は、林道入口から5㎞のところにあり、民家までの距離は直線で1㎞離れており、水源地にも影響がないとのことです。
埋設量は86㎏で、基準となる300㎏以下であり、コンクリートで固めて地中に適切に管理されております。
提案理由の説明から、この除草剤が埋設されていることで、地域住民や市民にとって、不安を与えるものであれば、直ちに撤去を求めたいと考えるところであります。
しかしながら、林野庁職員に話を伺い、埋設地の状況を視察してきましたが、不安になる状況にはないことを確認してきました。
以上のことから、モデルケースの結果と国の動向を踏まえ、判断することが適切であると考えます。
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